Non-Inverting Life

どどんぱ(@ttd22q)のコースターブログです。

海外コースター旅行に持っていくべきアイテム3選




こんにちは。

 

 

先日のアメリカコースター遠征において「これは持ってきてよかった!」という持ち物がいくつかあったので、いつかは海外パークに行きたいとお考えのコースターファンの皆様にも、全くそうでない方にも共有しておこうと思います。

 

 

 

 

①ファスナーポケット付ハーフパンツ

 

まずはじめに、海外の遊園地において、日本の遊園地と同じようにリュックサックなど背負いながら遊ぶことは難しいということを知っておいてください。アトラクションの乗り場にロッカーなどの荷物を預けられる設備が整っておらず、その都度乗り物近くの有料コインロッカーに5ドル近く支払って預ける羽目になります。

 

ではどうするかというと基本は手ぶらで入園します。お土産も帰り際にまとめて買うか、買う度に車に戻って置きに行くのが普通です。その上で、スマホ・財布・パスポートについては肌身離さず持ち歩かなければいけません。

 

そこで必要になってくるのがファスナー付ポケットの存在。ジェットコースターに乗る際も、ファスナーさえ閉めていればポケットに入れたまま乗車することができます。

 


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今回私が購入したのがこちら。某紫色のスポーツ用品店で8000円ほどしました……。しかしこのパンツ、その値段に見合うほど優秀なんです。

なんと、両側のポケットにファスナーが付いています。しかもかなりの大容量!私はこのポケットにスマホ、モバイルバッテリー、デジカメ、ハンカチティッシュを入れてコースターに乗り込んでいましたが、それでもまだ余裕があったので、同行者のスマホを代わりに預かったりもしていました。

もちろん、乗車中にファスナーが開いて落下するなんてことはありません(油断して何もついてない後ろポケットにハンカチ入れてて、エアタイムで吹き飛ばされたことはありましたが…笑)。

 

まさに海外でジェットコースターに乗り回る人に向けて作られたかのようなハーフパンツです。ぜひともジェットコパンツとしてパーク内で売り出して欲しいですね。強くおすすめします。

 

 


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このパンツ以外にも、ファスナー付きのショートパンツはいくつかあります。ユニクロのユーティリティアクティブショートパンツなんかは1500円ほどで買えて、左太ももあたりにファスナーポケットが1つ付いているので、スマホ1つ程度しか入れないという方はこれで十分OKでしょう。

 

 


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それとは別に、パスポートと財布を肌身離さず持ち歩くためのセキュリティポーチも用意しましょう(これについてはコースター以前にどんな旅行でも必須なので個別には書きません)。

私は100均で購入したセキュリティポーチにパスポートと現金(最低限のドル+円)だけを入れて、ズボンの下に忍ばせていましたが、コースターに乗るたびこれにスマホを入れて乗るというのでも全然ありだと思います。取り出すのが面倒で乗り場の写真とか撮りにくくなりますが。

 

 

 

とにかく、貴重品対策はコースター旅行において死活問題なので、紹介したパンツやポーチを買うか、上記のパンツを持ってる人を旅に同行させるかしましょう。特に後者がおすすめですね。きっと乗り場に着いたら自然とポケットを貸してくれて、降りてすぐに気前良く「降車口の写真でも撮りなよ」とスマホを渡してくれることでしょう。ぜひ連れて行ってあげてください。

 

 

 

 

②コンパクトデジカメ

 

通称コンデジ。山登りが趣味のおばちゃんなんかが持ち歩いているような小さいカメラです。前述のとおり持ち物に気を配ることが多い中、ガチガチの一眼カメラなどとてもパークで持ち歩けません。しかし、スマホのカメラだけじゃ望遠の性能が足りない…。そんな時に重宝するのがコンデジなのです。

 


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私が使用したのはこのカメラ。カメラについては赤ちゃんレベルにも満たない、胎児の周りを纏う羊水の一滴レベルの知識しかないので詳しいことは何も言えませんが、20倍まで光学ズームがきくのでスマホでは撮れないようないい感じの写真が一応撮れます。以下はその一例です↓


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Thunderbird - Holiday World

 



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TTDのドロップの瞬間

 

 


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Carowindsにいた「ポテチをかじるリス」

 

 

 

これだけ撮れたら旅行中の写真としては十分じゃないでしょうか。コースター旅行は撮るよりも乗ることが最優先なので。あくまでメインの撮影はスマホで、コンデジは見通しの良いキューラインなんかで時々取り出す程度の運用をします。

 

既に持っているのであれば持ってきて損はないですが、持ってなければわざわざ買う必要もないです。その場合は既に持っている人を旅行に連れて行くのがベターでしょう。きっと「俺写真撮るの下手くそだからさ、これ使って代わりに良い写真いっぱい撮ってよ!お願い!」と言って貸してくれるはずです。さあ連れていきましょう。

 

 

 

③ボックスファイル

 

海外パークに訪れた日本人コースターファンの使命といえばそう…大量の園内ガイドマップを持ち帰ること。その使命を出国前から強く感じていた私は、某屋根裏部屋的な名前の黄色い文房具店でこんなものを購入しました。

 

 


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そうA4のボックスファイル。パンフレットを持ち帰るのに良いファイルはないかとファイル売り場を物色している中で、ふとこれが目に止まりました。スーツケースに入れて飛行機に預けても箱状の形が崩れることなく、蓋をパカッと開けて取ってきたガイドマップをドサッと入れるだけで折れ目も付かず簡単に日本へ持ち帰れる!これこそ理想のファイルだ!と思い購入したのですが、これが後に当初の想定とは全く違う形で活躍することになります…。

 

 


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なんと、このようにCoaster Dynamixのnano coasterがぴったり収まるのです!ナノコースターというのはパーク内にお土産として売っているコースターの模型のことで、中に走路や支柱となる金属板と、土台、説明書などが入っています。


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私が購入したFury 325の内容物はこのような感じ。走路全てが1枚の金属板に収まっていることに感動しました。


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完成品はこちら。高さからカーブの仕方まで小さいスケールの中で精巧に再現されており、一生眺めていられます。こうして見ると巻き上げ以降ほとんど高度を上げずに走り切っていることがよく分かりますね。


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ト音記号に見えるともっぱら噂の構図にも完全対応。

 



完全に話が逸れてしまいましたが、ファイルの話に戻します。このナノコースターは丈夫な金属板を使っているとはいえ、折れ曲がってしまってはクオリティが著しく落ちてしまいます。トリックトラックのあるフューリーなんて見たくないですよね。だからこそ、無傷の状態で持ち帰るために、ぴったり収まるボックスファイルが有用なのです。事実、このボックスファイルのおかげで上の画像の通り箱もきれいなまま持ち帰ることができました。

 

今回はFuryだけ買いましたが、各パークに色んな種類が売ってて(ホリデイ、シダーはファミリーコースター以外全部商品化されてた)、全部欲しくなるのでファイルも複数持っていった方が良さそうです。ちなみに、ナノコースターに居場所を取られたガイドマップ達は、スーツケースのポケットに直入れされましたとさ。おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

…ということで柄でもない商品紹介をしてみましたがいかがだったでしょうか。よかったら今回紹介したアイテムを参考に海外コースター旅行に行ってみてください。では。